優れたスイカ・メロン品種の育成・品種や栽培技術の改良を行っている弊社の中核となる部門です。新品種は広範な原種の蒐集、幅広い選抜、試験、技術の総合により、長い年月を経て生まれます。時代に応じたスイカ・メロン品種がたゆまない調査と研究によって生みだされ続けています。
葯、胚珠培養法の技術開発をはじめ、DNA分子マーカーを利用した耐病性、耐低温性、多収性、省力化などを目指した品種育成のための基礎研究に取り組んでいます。
また、PCR技術を駆使し、種子生産における品質管理工程の一つとしてDNAレベルでのF1種子純度検定やウイルス・病害発生防止の対策、検定なども行っています。
全国のスイカ・メロン産地へ種子を安定供給している部門です。厳選された種子生産地で徹底したマニュアルを元に採種された種子を消毒処理した後、種子選別、純度検定、各種病害検定を行い、厳しい検査をクリアしたものだけが商品となる品質管理工程が整備されています。
優れたスイカ・メロン品種を全国の産地へ普及・推進しているだけではなく、生産者に対する技術支援を行うなど、総合的なサポート体制で責任ある営業活動を展開しています。さらに、生産・流通・消費の現場を駆け巡り、受信したウォンツやニーズを育種チームの品種開発に活かす役割を担っています。
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