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スイカとメロンのQ&A

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スイカとメロンのQ&AQ&A

  • Q

    スイカは野菜?果物?

    A

    スイカは分類上、野菜、蔬菜に分類されます。
    またスイカはウリ科植物ですので、キュウリ、カボチャ、メロンと同じように分類されています。
    樹木になるものが果物、草になるものが野菜と言うように区別されています。

  • Q

    大玉スイカと小玉スイカって何が違うの?

    A

    小玉スイカの場合、実がなってから、約30日程度(時期などで異なりますが)で収穫になります。
    この頃の、大きさ(2kg程度が標準)、成熟度合い(たたいた音が低く変化する、切ってみて赤い、甘味がある)で判断する方法があります。
    また、縞も細い傾向にあります。

    大玉の場合、実がなってから、約40日強(時期などで異なりますが)かかって、成熟します。
    また、縞も鮮明です。

  • Q

    スイカはなぜ赤いの?

    A

    スイカには赤以外に桃色、黄色、オレンジ色、白に近い薄い黄色のものがあります。
    すべて糖度があり甘みを感じるものです。
    また、野生種では、白あるいは白に近い薄い黄色のものが多く、甘味がなく苦味をもつものも少なくありません。

    スイカの果肉色には3種のカロチノイド系色素が関係しています。
    黄色系はキサントフィル、赤色~桃色系は主としてリコピン、オレンジ系はリコピン、カロチン、キサントフィルが関係しています。

  • Q

    果肉の赤いスイカと黄色いスイカの違いは?

    A

    赤いスイカは、リコピン、カロチン、キサントフィルという色素を持っています。
    黄色のスイカには、リコピンが含まれていません。これが果肉色の違いです。
    味は、これらの色素のほかに含まれている酸などの成分が異なっています。

  • Q

    スイカの赤い色素リコピンはどれくらい含まれていますか?

    A

    一般にスイカには100 g当り4~11 mgのリコピンが含まれていて、特に果肉の赤いスイカに豊富にあります。
    リコピンはカロテンの仲間で強い抗酸化能力を持つ物質で、活性酸素消去能がβカロテンの2倍あります。
    リコピンを多く含む食品としてトマトが有名ですが、USDA(アメリカ農務省)の研究によると、生のトマトよりもスイカの方が約40%も多くリコピンが含まれていて、体内に吸収されやすいとのことです。

  • Q

    スイカに塩をかけるとなぜ甘くなる?

    A

    スイカには主にショ糖、ブドウ糖、果糖の3種の糖分が含まれています。
    最も甘さに大きな関わりを持つ糖はショ糖です。

    しかし、食塩をかけることにより、相対的にショ糖が増えるとは考えられません。
    味覚に関わる刺激が、食塩の存在により実際に感じる甘さより甘く感じる錯覚のようなものだと思われます。

    もしくは切ったスイカ果実に食塩をかけることによって、浸透圧の関係で、スイカ果実の細胞中の糖分を含んだ液胞が表面に滲み出てくるものと思われます。

  • Q

    スイカの糖分で糖尿病になる?

    A

    スイカの糖分では糖尿病にはなりません。
    スイカは腎臓の働きを良くし、利尿作用が高い果物といわれています。
    腎臓の働きが良くなることによって、血液の浄化作用や体の水分代謝が活発になり、むくみの解消や高血圧の元になるとされている塩分を排出したり、身体を冷却する作用で熱中症を予防したりできる、夏の果物としては最高です。

    また、スイカを煮詰めて作られる「西瓜糖」は、昔から腎臓の妙薬と言われるくらいです。

  • Q

    スイカの中に含まれる有機酸の種類は?

    A

    リンゴ酸、クエン酸などが主な有機酸のようです。

  • Q

    スイカのおいしい食べ方は?

    A

    通常、スイカを美味しく召し上がって頂ける期間は、涼しい時期で収穫後10~14日間程度、暑い時期では7日程度までです。

    スイカはメロン等と違い、収穫後の追熟の必要はなく、出来るだけ早く食べる方が美味しいので、新鮮なうちに召し上がってください。

    スイカを美味しく召し上がっていただける最適な温度は15℃程度です。
    昔、井戸水でスイカを冷やしている光景がありましたが、井戸水(地下水)の温度が丁度15℃程度です。ですから、冷やしすぎというのもあまり良くありません。

    また、メロンやリンゴはエチレンガスの発生が多いので、スイカと同じ場所に置いておくとスイカが果皮から軟らかくなり、果肉が水浸状になることがありますので注意して下さい。

  • Q

    スイカを食べると美白効果があるって聞いたのですが?

    A

    スイカは南アフリカのカラハリ砂漠が原産といわれています。
    この土地に自生している野生スイカは、乾季に水分ストレスに遭うと、「シトルリン」というスイカが元々持っている物質をより多く生成するという研究成果があります。
    このシトルリンが、日本のスイカ(果実・果皮ともに)にも含まれており、肌をすべすべにし、美白効果があると言われています。

    また、スイカを煮詰めた「西瓜糖」には、この他にもいろいろと効用があります。

  • Q

    スイカの種子の下にタラコのようなかたまりが出来るのはなぜ?

    A

    この部分は、「胎座」と言って、種子を包んでいる部分です。
    これは、生育途中に極端な高温などの厳しい気候条件にさらされた時に起こりやすく、スイカにとっては、種子だけは守り育てるという生理的な結果です。

  • Q

    スイカはどのくらい日持ちするの?

    A

    収穫後何日程度たっているか?収穫の時の状況は?品種は?保存状態は?
    などのような条件に左右される部分が大きいため、一概に言うことはできませんが参考までに日の当たらない涼しい場所(12℃~15℃)で保管すれば14日程度なら十分に美味しく食べることが出来ます。

  • Q

    なぜスイカとメロンはいっしょにして置くと味が変わってしまうのか?

    A

    農産物の成熟、老化を促す働きがあるエチレンガスの発生が影響しているからです。
    果物、野菜、生花は収穫後も呼吸をしており、ある種のガスを排出しますが、代表的なものがエチレンガスです。メロンはそのエチレンガスの発生量が多く、スイカ、メロンはエチレンガスに対する影響がかなり高い果物です。
    そのため、老化・腐敗を早めてしまう原因となり、味も変わってしまいます。

    メロンの他にエチレンガスの発生量が多い果物はリンゴ、桃、アンズ等があり、よくリンゴとまだ青いバナナを一緒に入れておくと早く熟すと言われるのも、このエチレンガスの影響です。

  • Q

    スイカの中には種子は何粒あるの?

    A

    品種、大きさによって違いますが、2Lサイズのスイカで約400~600粒です。
    今度スイカを食べたときに確認してみて下さい。

  • Q

    スイカの種子は、なぜ黒い種子と、白い種子が混ざっているのか?

    A

    黒い種子は受精して順調に生育したもので、白い種子は受精はしたものの中の胚が発育しなかったものや、受精しなかったものです。
    白い種子が多く出来る原因として、交配前後や着果後の天候不順が原因であると考えられます。

  • Q

    スイカの黒い縞部分と緑の皮部分では種子のつき方って違う?

    A

    よく言われることですが、本当は関係ありません。
    スイカの果実には基本的には3つの部屋があって、その部屋にスイカの種子が入る部分(胎座)が2つあります。従って、スイカには6か所に種子が入っている胎座があるわけです。

    なおかつ、その胎座の中の種子は完全に1列に並んでいるのではなく、散らばっていますので、『縞の所を切ると種が必ず出てくる』とは限らないのです。
    スイカを横に切り、縞との相関を確認してもらえればよくわかります。

  • Q

    食べたスイカから採った種子は、発芽するの?

    A

    おいしくスイカをお召し上がりになったあと、種子だけを集めて、よく水道水で水洗いします。
    これを1日天日干しすれば発芽します。
    但しこのスイカの種子は品種としての価値が無く、おいしいスイカになるかどうかは分りません。
    ですので、農家の皆さんは、毎年種子を購入して作っておられます。

  • Q

    スイカの種子には黒、黒茶、黄などの色があるがどれも発芽するの?

    A

    一般的にはスイカの種子は真っ黒というイメージが強いですが、よく見ると種子の色は、品種によって違います。

    種子の発芽には胚が発育しているか、充実している種子かどうかが影響します。
    基本的には黒・黒茶の種子で中にしっかり詰まっているものであれば、発芽するでしょう。
    黄色の種子は胚の発育不良に伴う種皮の着色遅延によるものであり、粃(しいな)種子であれば、発芽は難しいでしょう。この種子は受精および種子発育条件が充分でないときにあらわれやすいです。

  • Q

    種無しスイカと普通スイカの違いってなんですか??

    A

    スイカの染色体数は、2n=22です。
    一般に出回っているスイカは、この2倍体スイカです。

    一方、種無しスイカは3倍体スイカです。
    これは、普通スイカ(2n=22)の種子を発芽させて、子葉が展開した頃にコルヒチンという植物ホルモンで4倍体(4n=44)に変化させ、この個体の雌花に2倍体スイカの花粉を受粉させると、この個体にできたスイカの種子は3倍体(3n=33) になります。
    この3倍体になった種子から、できる果実が、種無しスイカです。
    3倍体は著しい不稔性(子供を作る能力が無い)の特徴を持っており、それを利用することによって種子が形成されずに、種無しの状態になるのです。

    世界的に見れば、中国・アメリカをはじめ、種無しスイカの需要は増加傾向にあるようです。

  • Q

    種無しスイカを作る種子ってあるの?

    A

    当然ですがあります。種無しスイカを作る種子は果実は通常通りに出来ますが、種子(自分の子供)を作る能力がないものです。
    もう少し詳しく言うと、4倍体の親系統と2倍体の親系統を組み合わせて3倍体にしたものが種無しスイカを作る種子になります。3倍体は不稔性(子供を作れない)なので種無しスイカになります。

  • Q

    スイカは接ぎ木をして栽培しているの??

    A

    現在、全国各地で行なわれているスイカ栽培のほとんどは、連作障害や土壌病害を防ぐため、ユウガオ、トウガン、カボチャ等の台木に接ぎ木を行い、栽培されています。

  • Q

    四角いスイカの作り方は?

    A

    厚み1cm程度のアクリル板で丈夫な立方体の枠を作り(アルミや鉄の金具で補強)、スイカの果実が直径15cm程度になった頃に枠をはめて四角い形に育てていきます。

  • Q

    スイカ割りの起源は?

    A

    日本スイカ割り協議会(JAPAN SUIKA-WARI ASSOCIATION)による
    『JSWA公式ルール&マナーブック'91』
    (監修:全国スイカ消費拡大協議会 全国農業協同組合連合会主催)
    (編集:JSWA事務局/港区赤坂4―9―17赤坂第一ビルT.A.I.4局03―3470―6164)
    というものがあります。

    このなかに、「19世紀末のヨーロッパで、目隠しされた競技者を残して観衆も審判員も逃げてしまい・・・」とか、「1950年代後半の東南アジアにおいて、とにかく回せばいいやという感じで競技者を無茶に回したため・・・」という記述があって、1990年5月ISBC(国際スイカ割り評議会)総会でルール改定が行なわれた、とあります。

    これらの真偽の程はわかりませんが、そもそもは全国農業協同組合がスイカ消費拡大のために仕掛けられたものらしいです。

  • Q

    全国で今はどれくらいの品種のスイカが栽培されていますか?

    A

    正確なところはわかりませんが、実際に市場流通している品種数は20~30品種くらいではないでしょうか?
    特に多く栽培されている品種に限定しますと10品種くらいではないかと思います。

  • Q

    世界におけるスイカの作付面積と収穫量

    A

    下記表をご覧ください

    ◎収穫量順位(2013年)出典:FAO統計(2015年12月現在)
    2013年 収穫量(t)
    総量 世界 108,932,567
    1 中国 72,943,838
    2 イラン 3,947,057
    3 トルコ 3,887,324
    4 ブラジル 2,163,501
    5 エジプト 1,894,738
    6 アメリカ 1,771,734
    7 ウズベキスタン 1,558,301
    8 アルジェリア 1,500,559
    9 ロシア 1,419,953
    10 ベトナム 1,162,554
    ◎作付面積順位(2013年)出典:FAO統計(2015年12月現在)
    2013年 作付面積(ha)
    総面積 世界 3,471,035
    1 中国 1,828,250
    2 トルコ 157,585
    3 イラン 146,630
    4 ロシア 134,938
    5 ブラジル 92,021
    6 ウクライナ 61,100
    7 エジプト 60,551
    8 アルジェリア 56,254
    9 ベトナム 54,646
    10 ウズベキスタン 50,015
  • Q

    日本におけるスイカの作付面積と収穫量

    A

    下記表をご覧ください

    ◎収穫量順位(2014年)出典:農林水産省統計(2015年12月現在)
    2014年 都道府県 収穫量(t)
    総量 全国 357,500
    1 熊本 54,200
    2 千葉 42,200
    3 山形 33,800
    4 鳥取 21,500
    5 新潟 20,900
    6 長野 18,100
    7 茨城 17,300
    8 北海道 15,200
    9 石川 14,900
    10 愛知 13,900
    ◎作付面積順位(2014年)出典:農林水産省統計(2015年12月現在)
    2014年 都道府県 作付面積(ha)
    総面積 全国 10,800
    1 熊本 1,510
    2 千葉 1,090
    3 山形 861
    4 新潟 595
    5 秋田 472
    6 茨城 447
    7 愛知 436
    8 鳥取 390
    9 神奈川 382
    10 北海道 375

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