先輩の仕事WORK
技術開発部 スイカ育種チーム
坂本 勝汰
- 入社を決めたきっかけは?
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大学で植物育種学を専攻し、品種改良に携われる仕事がしたいと思い、就職活動を行っていました。
その中で、長年スイカとメロンを専門に品種育成を行っている会社があることに、驚きと興味を持ちました。
参加した説明会では、社内の雰囲気が良く「ここで働きたい!」と思い、入社しました。
- 現在の仕事内容は?
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スイカ育種チームの仕事は、生産者からのニーズに応えるような品種や、スイカの可能性を広げるような品種を作出することです。
スイカは、ハウス栽培や露地栽培というように、1年を通して全国で異なる条件で栽培されています。
またそれぞれの産地で、整枝方法など栽培方法も異なるので、それらに合った条件での栽培をしています。
そして、栽培したスイカの中から目的に合う系統を選抜しています。
- この仕事の魅力は?
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この仕事の魅力は、今までなかったスイカを生み出せることです。新しい品種ができるまで、約10年かかるといわれています。
時代によってスイカのニーズは異なります。未来を予測して素材を選び、掛け合わせ、新しい系統を選抜していきます。
思い通りにいくことの方が少ないですが、それも新しいスイカを生み出すための一歩なので、とてもやりがいがあります。
- 仕事で最も嬉しかったことは?
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全国の若手スイカ生産者に集まってもらう“スイカヤングサミット”というイベントを毎年開催しています。
イベントに向けて試食用のスイカを栽培することになり、その管理を任せていただきました。
暑い時期の栽培ということで悪戦苦闘しましたが、サイズや糖度など納得のいくスイカができました。試食の場では、産地の方々においしいと言っていただけたことがとても嬉しかったです。
- 仕事における現在の目標は?
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いろいろな経験をして、いち早く一人前のブリーダーになることです。
技術開発部 メロン育種チーム
佐々木 康至
- 趣味
- スノーボード・旅行(全国制覇を目指しています!)
- 入社を決めたきっかけは?
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祖父が農家をしていて、小さい頃から身近に農業がありました。
そして品種改良というものに興味を持ち、就職活動をしている際に地元である奈良県でスイカとメロンの種苗会社があることを知りました。
そして歴史と実績のある萩原農場ならば業界への影響力もあり、やりがいのある仕事が出来るのではないかと思い、入社しました。
- 現在の仕事内容は?
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メロン育種チームの仕事は、様々な産地のそれぞれのニーズに適った品種を育成することです。そのために、一年中いろいろな系統のメロンを圃場で栽培しています。
また、メロンは病気に弱い植物ですので、病害抵抗性品種の育種にも力を入れています。
そして、業務部門では暑い時期も寒い時期も的確で均一な栽培をして、優良系統を選抜するために、ハウス内の気温、土壌の水分量、病害虫の発生状況など、現場全体を見渡しながら円滑に作業が進むように指揮を執っています。
- この仕事の魅力は?
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育種の仕事は、新しい品種を育成するために相当な時間と労力を要するものです。
しかし、その過程でメロンの潜在能力を最大限に引き出し、栽培しやすく、美味しい品種を生み出すことができると、自分が育てた品種がメロン産業をリードする存在になれるんです。
その未来を想像するととてもワクワクします。
- 仕事で最も嬉しかったことは?
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以前は人前で話すことが大の苦手でした。しかし、萩原農場でスイカとメロン栽培の技術を伝えるYouTubeチャンネルを立ち上げることになり、自分の苦手を乗り越えるチャンスだと思い、勇気を振り絞って参加を決めました。
次第に話すことに慣れ、チャンネルの視聴者数も増えていきました。そして、たくさんの方から「観てるよ!勉強になるわ。」との声をいただく度、自信がついていきました。
スイカとメロン栽培の楽しさや奥深さを伝えることができるようになり、克服した苦手が今や私の一番の強みとなりました。
- 仕事における現在の目標は?
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ブリーダーとして、世に認められるような品種を作り出すこと。
そして、1年を通してすべての作型で完璧なメロン栽培に必要な知識を習得することです。
技術開発部 バイテクチーム
本坊 雄一朗
- 入社を決めたきっかけは?
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大学でモデル植物を対象に研究を行っていたことから、野菜・果物など食に関わる植物について研究をしたいと思って就職活動を進めていたところ、萩原農場と出会いました。
説明会や面接の際も会社の雰囲気が良く、ここで研究をしていきたいと感じたため、入社を志望しました。
- 現在の仕事内容は?
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バイテク研究チームでは、主に育種を効率よく進めるための技術の開発を行っています。
例えば、スイカの果肉が赤色か黄色かを確かめるには、従来の方法では、実際に果実ができるまで栽培して確かめるしかありませんでした。
しかし、DNAマーカーという技術を使用すると、苗の段階で赤色か黄色か判別できるので効率よく選び取ることができます。
このような育種に役立つDNAマーカーについて、論文などから情報を集め開発を行っています。
- この仕事の魅力は?
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育種に関する研究や成果報告から情報を集め、実際の育種現場で役立てられること。
役に立つ情報からそれを活用していくことはとても難しいですが、それを任せてもらい自分の手で進めていくことに大きなやりがいを感じます。
- 仕事で最も嬉しかったことは?
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自分が栽培に関わったスイカやメロンがとても美味しかったこと。
入社するまで、スイカ・メロンに限らず他の作物も栽培の経験はありませんでした。研修の中で大変な思いをしながら栽培に関わり、実った果実を食べたときに今までより一層美味しく感じました。
- 仕事における現在の目標は?
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DNAマーカーの開発やゲノム解析を行い、スイカ・メロンの育種に役立ててもらうこと。
自分の知識・技術を込めた品種を世に送り出すことが目標です。
種子生産部
佐藤 和樹
- 入社を決めたきっかけは?
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元々、青年海外協力隊で農作物(イネ・キノコ)の栽培普及活動をしており、その時にこの業種のことを知り、興味を持ちました。
その後、この会社の募集を見て、協力隊のころの経験を生かせるのでは、と考え応募しました。
- 現在の仕事内容は?
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国内外のスイカ・メロン種子を生産し、全国の産地に出荷しています。スイカもメロンも植物なので、採種量は天候に左右されますが、産地で必要とされる種子量を確保しなくてはなりません。
また、採種は日本だけなく海外の圃場でも行っていますが、日本とは異なる環境で同じかそれ以上の品質の種子を取らなければいけません。
様々な採種地の方々と信頼関係を築き、こちらの思いを理解していただき、安定した種子の供給ができるように努めています。
- この仕事の魅力は?
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仕事を通じて様々な国や地域の人々と交流できることが魅力です。
品質の良い種子を作り上げるためには、その土地の気候や土壌、そして人々の考え方を理解することが必要です。
同じ地域でも全く同じ条件の圃場はありませんので、現地の方としっかり話し合い、お互い理解を深めながら最適な採種計画を立てるのはとてもやりがいがあります。
- 仕事で最も嬉しかったことは?
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生産、検査、選別、包装といった長いプロセスを経て、出荷した種子。
それらが生産者の方々の手によって栽培、出荷され、実際に青果になって店頭に並んでいるのを見つけたときが最も嬉しい瞬間です。
生産者の方々、消費者の方々、その両方の役に立っていると思うと感慨深い気持ちになります。
- 仕事における現在の目標は?
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スイカ・メロンの栽培方法や基礎知識の習得と、海外の採種地確保です。
普及開発部
嶋田 耕太
- 入社を決めたきっかけは?
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大学が農学部だったので、せっかくなら農業にかかわる仕事がしたいという想いがありました。
その中で就職活動を進めていくと、奈良県の、しかも自分が生まれ育った隣町にスイカとメロンを専門に育種を行っている会社があることを知りました。
会社説明会に参加すると、スイカ・メロンに対する情熱がすごく、また社員の皆さんがとても丁寧に対応してくださったことが非常に好感をもてたことから入社しました。
- 現在の仕事内容は?
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普及開発部の主な仕事内容は、全国様々な産地に赴きスイカやメロンの生産者にお会いし、新しい品種の提案や、栽培指導等を行う仕事をしています。
現在私は青森県・秋田県・千葉県・神奈川県・鳥取県を担当しております。
栽培期間は産地に赴き、自分たちの品種の栽培状況を確認することはもちろん、栽培指導や販売促進など様々な力添え・提案を行っています。
- この仕事の魅力は?
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この仕事の魅力は、自分たちが開発した品種がスーパーや量販店の店頭に並んでいるのを実際に見ることができることです。
また、最近ではSNSで自分たちの品種名を検索すると、いろんな人が「美味しい!」って喜んで投稿しているのを見ることができるのも嬉しいです。
有名人の方が自分たちの品種のスイカをSNSに投稿していたのは感動でした!
- 仕事で最も嬉しかったことは?
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まず一つ目は、普及開発部に所属していることから、自分が提案した新品種が採用され、おいしいスイカやメロンが収穫・出荷された時です。
もう一つは、栽培指導も行っているため、栽培中に問題が発生した際に一緒に解決策を見つけ、結果的に栽培がうまくいくようになった瞬間が非常に喜ばしいです。
両方とも生産者の方から"ありがとう"とお声がけ頂いたのは今でも心に残っています。
- 仕事における現在の目標は?
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自分が推進した品種で高品質なスイカ・メロンを栽培してもらい、生産者の方・消費者の方両方に喜んで貰えるようにすることです。
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